血糖値を下げる薬の種類と副作用とは?漢方って有効なの?

血糖値を下げる薬の種類と副作用とは?

血糖値を下げる薬にはその効能によっていくつかの種類があり、患者の健康状態に応じて適した薬が処方されています。

 

最もよく使用されるのは「スルフォニル尿素薬」という薬で、すい臓のインスリン分泌量を増やす働きがあります。

 

しかしこの薬は体に耐性がつきやすく次第に薬の量が増えていったり、必要以上のインスリンを分泌させて低血糖を起こすリスクがあります。

 

過食によって高くなった血糖値を下げるには「ビグアナイド薬」という薬が使用されます。

 

これは食欲を抑えて過食を防止する働きがありますが、腎機能が低下している人が飲むと重い副作用を引き起こす場合があります。

 

このように血糖値を下げる薬の中には副作用がある場合がありますが、安全性が高い薬もあります。

 

それは「α-グルコシダーゼ阻害薬」という薬で、食物繊維と同様の食事などによる糖分の吸収を穏やかにして、血糖値の急激な上昇を防ぐ働きがあります。

 

下痢などの副作用が起こる場合がありますが、効き目が穏やかな薬です。

 

血糖値を下げるには薬物療法が有効ですが、副作用の危険性があるため、できるだけ食事内容や運動などで改善したいですね。

 

血糖値を下げるのに漢方って有効なの?

血糖値を下げるために漢方は有効で、血糖値を下げるのに効果的なサプリメントの原料として漢方が使用されることもあります。

 

高血糖の改善には高麗人参や田七人参などが使用されますが、それはこれらの生薬に含まれる「サポニン」という成分が血糖値を下げる働きがあるからです。

 

サポニンは血糖値を正常な範囲内まで下げる効果が認められているだけでなく、血液をきれいにしたり悪玉コレステロールや中性脂肪の値を下げる効果が期待できます。

 

血管や血液に影響を与える成分なので、糖尿病だけでなく動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞などの重大な病気を発症するリスクを下げると言われています。

 

漢方は血糖値を下げるのに効果的ですがその効果は穏やかなもので、高くなった血糖値を急激に下げる効果までは期待できません。

 

ですので、漢方は糖尿病の初期症状が現れている人や血糖値が少し高いのが気になるといった人向きの改善方法と言えます。

 

しかし科学的な薬に比べて体に耐性がついて効きづらくなるということが無く、効き目が穏やかで体に優しいので試してみると良いですね。